環境問題は、ある意味では人とそれ以外の生物、人と地球、人と人のコミュニケーション問題ともいえます。
そして私たちはだれも、この地球と100%自分を主体として関わっています。
それは、家族や友人、大切な人たちとの関係に似ています。
だからこそ、アースデイのリーダーシップをとるのは、私たち一人ひとりなのです。
アースデイには、代表も規則もありません。ただ、次のことを心がけていきたいと思っています。 アースデイは、民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて、だれもが自由にその人の方法で、 地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動です。
すべての人が同じように、 かつまったく自由に起こせる、世界初のそしてたぶん唯一のアクションがアースデイです。 共通のアースデイマークを使ってもらうこと、みなさんの活動を互いに知らせていただくこと以外、 「〜しなければならない」という制約はありません。
さっそく今から、自分と地球とそこに住むたくさんの生命との対話、 アースデイ・アクションを起こしてください。
 

1970年、ウィスコンシン州選出のG・ネルソン上院議員が、 4月22日を“アースデイ”であると宣言、 アースデイが誕生しました。
1960年代の終わり頃、環境問題や、その保護のために力を注ぐ政治家はまだ少なく、 そのうちの一人だったネルソン氏は、学生運動・市民運動がさかんなこの時代に、 アースデイを通して、 環境のかかえる問題に対して人びとに関心をもってもらおうと考えました。
その概念は、当時スタンフォード大学の全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏に伝えられました。 ヘイズ氏は、全米中にアースデイを呼びかけ、コーディネート。
アースデイ1970は、延べ2000万人以上の人びとが何らかの形で、 地球への関心を表現する アメリカ史上最大のイベントとなりました。


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