|
●やっぱり1番!
行ってきましたよカミホロ荘。火事で全焼してから初入浴であります。嬉しいねぇ。
時は平成13年、1月も後半。大雪の札幌を後にして2時間弱。上富良野の見慣れた風景がありました。そうそう、ここを曲って…後は一本道でっと。猛烈な風雪で姿も見えないかと思っていたら十勝岳もくっきり。急勾配をぐいぐい登る。ここはFFじゃ無理。絶対登れない。FR車は言語道断、挑戦するだけ無駄ってもんだ。
さて、どーんと現れた宿舎は新築ピカピカ。平成12年末に出来たんだから当たり前なんだけど。うーん、5億? もっとかかってるなーって感じ。で、再スタートは100%民営。北海道では9番目の民間国民宿舎になる。
温泉は相変わらず二種類になっていて昔は内風呂に二つあったのが内風呂と露天で二つの源泉を楽しむようになっていた。さすがに浴室は木の香りが一杯ですがすがしく、露天は街並みを見下ろす好位置にあって文句無し。
強いて言えば、露天は昔のほうが広く、裸でウロウロできる「スペース」があった。冬はここに雪がのっそりと積もり、熱いお湯を雪で埋めるっていうのがたまらない魅力の一つだっただけに残念ではある。新しくなった温泉は内・外ともに事務室で温度管理するようになるという。これも近代温泉では不可欠なのか…。大好きなカミホロ荘もそうなのか。ちょっとがっくり。
レストランも広く立派になった。昔のように窓からキタキツネが食事時に覗き込むなんてことはもうなさそうだ。古びたパイプ椅子。昔ながらのスチーム暖房。ああ懐かしや。
それでも温泉順位はって言うと、やっぱり一番だな。えんやこらと標高1200mもの高地まで登り、街並みを見下ろしながら風呂に入る。濁り湯も透明湯も健在。名湯なのには変りがない。「昔のボロい建物…」支配人は何回も言ってたけど、俺は昔のボロが好きだったなぁ。噛めば噛むほど味がある、そんな温泉だったんだよね。でもまあ、ちょっとだけ味は落ちたけど、いいもんはいい。特に冬、豪雪、吹雪の中で入る露天風呂はめッちゃ最高だね。
2001年1月25日取材
(写真をクリックすると大きめの画像が御覧頂けます)
|
 |
じっくりとお湯を堪能できる内風呂。サウナ、水風呂も木造りだ |