絵本の里として知られる剣淵町に初めて温泉施設が誕生したのは平成5年11月のこと。町民待望の保養施設として当初は温泉だけの開業が始まった。翌年には鉄筋5階建て、和洋室、特別室合わせて20部屋と会議室や研修室も備える多目的対応型の宿泊施設が完成、今日に至っている。絵本の里家族旅行村と名付けられた周辺一帯には、全国的にも有名な45ホールのパークゴルフ場やオートキャンプ場、公園を有し、レジャー拠点として年中にぎわう場所でもある。目前には釣りやカヌーのメッカ、桜岡湖があり、冬期間(2月いっぱい)にはワカサギ釣りを楽しむ人たちも大勢訪れている。
札幌からのルートでは高速道路利用が一番手っ取り早い。片道2時間30分程度で着いてしまうのだから、国道や道々で近隣の温泉に出かける感覚に近い。さすがに寒さは厳しいのだが、空気はシャンとしていて実においしい。できれば一泊で釣りとお湯を堪能したいものだ。
さて、動力で汲み上げる源泉は毎分300r。泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)で源泉温度は25℃。開業時と変わらない湯量は加熱されて浴室へ導かれている。男女を一週間毎に入れ替えている浴場のスタイルはローマ風呂風と岩風呂風。ちょっとした気分転換も兼ねているようでなかなか好評だ。どちらも全ての浴槽に温泉が満たされ、ジェットバス、サウナ、水風呂を男女に配し、大きな窓からは桜岡湖も一望できるロケーションを持つ。春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、いずれも素晴らしい景色を満喫できる貴重な場所と言える。
絵本の里にあやかって、館内2階にはちょっとした絵本のコーナーが用意されている。昔懐かしい絵本をながめるのも心を和ませる要素のひとつ。久しぶりに一冊読んで心が和んだのもよい体験か。子供達に読んで聞かせてあげたら喜ぶこと間違い無し。家族で立ち寄ったらここから車で10分の絵本の館(なんと2万冊!)もお見逃しなく。
レストランでは桜岡湖で捕れたワカサギの天ぷらがオススメ。また、売店では地元の農家のおばちゃんたち9人が作る福有会の青大豆みそや、ゴトウくんせいのスモークドエッグ・チキンを是非お試し頂きたい。剣淵町名産を味わうのもまた楽しみの一つ。温泉ともどもお楽しみあれ。
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岩風呂風浴室。男女の入替えは一週間毎。違った楽しみがあって人気 |
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宴会場完備。この他に研修室、会議室、大広間もある |
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唯一ある特別和洋室は一部屋のみ。和室でくつろいで洋室で熟睡を |
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1階にはリフレッシュ室も用意している |
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福有会の青大豆みそ600円(左)、麦こうじみそ550円 |
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2階にある絵本コーナーと目で見る林業の歴史コーナー |
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スモークドチキンはゴトウくんせいの名品で剣淵名産 |
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スモークドエッグは一個130円。6個入り750円 |