男性用浴室
瀬棚郡北檜山町字西丹羽
TEL 01378-4-5141
入浴料 大人500円・小人200円
営業時間 午前10時〜午後10時(日帰り)
宿泊料金 6,400円〜(一泊二食)

 元気な女将が切り盛りする田園の温泉。そんな評判を聞きつけて行ってきました、ねとい温泉。札幌方面からのルートとしては、国縫までの高速道路を使う方法と、海岸線をゆっくりとドライブする方法がある。高速道路を使うと出費はあるが、道中の快適さは比較にならない。滅多に利用しないドライバーならパーキング毎の景色を楽しんでみるのも中々面白い。片道3時間半の道のりだ。これからの時期なら荒れる海を見るのもいいかも。  
温泉の名称、「ねとい」というのはアイヌ語でぬるいという意味。自噴する源泉が25℃というぬるめのお湯から付いたそうだ。外観はパンフレットにあるままの「民家」。看板がなければここが温泉とはわかりようがない風情である。そこがまたいいのだろう。
温泉は毎分60Rの湯量を持つナトリウム―塩化物泉(旧泉名:食塩泉)。無色澄明・カン味・無臭のお湯で100%源泉を湯船に使用している。そもそも昭和37〜38年頃に初代が石油・ガスの発掘を期待してボーリングしたところ、石油やガスの代わりに温泉がでたということで田中家の家業として温泉宿を開業。増築・改築を経て今では16の和室で50名までを収容できるに至っている。浴室は男女それぞれ一つずつ、浴槽も一つずつのシンプルなもの。源泉が満ち溢れる浴槽では一部がバブルバスにもなっている。泉質の効能は神経痛や筋肉痛、運動麻痺・慢性消化器病、疲労回復、冷え性、創傷など。
 田園の真中にあるロケーションゆえ、なんとものどかな温泉になっている。部屋は全室和室で畳の部屋。最近ビジネスで宿泊する人も増えているというのは、家庭的な雰囲気と温泉のサービスが企業戦士に安らぎを与えていると推察した。
 料理では、代々女将の実家に伝わる秘伝のタレを使ったジンギスカンが名物中の名物。遠くからやってくるお客さんも多いと聞く。一人前700円で持ち帰りも可能。ラム肉と旬の野菜を鍋に入れ、秘伝のタレをかけて焼く。肉はタレに漬け込まず、焼く時に初めてかける…その香り、想像しただけでも空腹になってしまいます。時期の野菜をふんだんに使う料理がこの宿の自慢。ウニや山菜、ヤマベやニジマスなどの魚などたくさん採れる旬な季節に創意工夫して出している。毎年6月〜8月は希望によって目一杯のウニも堪能できるなど、お湯・味・女将と三拍子揃った宿である。

(写真をクリックすると大きめの画像が御覧頂けます)
 
 
女性用浴室
浴室前の休憩場所
名物の
ジンギスカンや
そばが食べられる
食堂
温泉名物、
おみやげに人気の
まんじゅう
受付は売店も兼ねる。
奥が浴室施設入口
和室の一室。
全部で16部屋、
50名が宿泊できる