天然ラジウム泉の香り

右手に海、左手に山。そんな国道229号を快適ドライブして、島牧村の「モッタ海岸温泉」を訪れました。良き古めかしさと清潔な印象を持つ建物、ドアの外まで漂う硫黄の香り、これぞ温泉といった雰囲気です。建物横にある年季の入っていそうな石積みの小屋から、バシャバシャ、ボコボコと何やら音が。どうやらここからポンプアップしているようです。
何といってもここは道内最高レベル、国内でも有数の天然ラジウム含有泉を誇る湯。某大学研究グループによりラジウム泉と確認され、療養泉として位置付けられています。内湯が1つ、露天が1つの小ぢんまりした浴場ですが、どちらも湯の華がたっぷり浮かぶ素晴らしい湯!58度の源泉を冷まし、100%かけ流しで使用されています。温度は熱めに設定されていますが、露天はやや低めなので長風呂も可能。
日本海の波音を聞きながら

露天からの眺望は、期待通り。日本海の水平線と空がパーッと広がり、波の音を聴きながら入ることができます。時々眼下の道路をクルマが通るけど、走行中に見上げる人もそうそういないでしょ、とここは開放的に楽しむのが良し!ただ、浴槽の底には温泉成分が沈殿してとても滑りやすくなっているので注意が必要。また、脱衣場には換気がないのでよく温まった体であがるとなかなか汗がひかない。湯上りに休憩所でのんびりするなら、薄手の服があると涼めるかもね。
宿主の堂坂さんは島牧村の観光振興にも力を入れており、気さくに村の話をしてくれます。食事は地元の海産物にこだわったもので、宿泊客にも大評判。ここだけの話、釣り好きな有名人もよく訪れるとか。湯、海の幸、眺望という自然の恵みを五感で堪能できる温泉です。
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